【書評】アルケミスト 夢を旅した少年 を読んだ感想

その他

Audibleで読み(聞き)ました。すごく面白かったのでご紹介したいと思います。

どんな話の本?

旅が好きで、旅をしたくて羊飼いになった少年。ある日、宝物の夢をみます。続けて2度も。少年はその夢が気になり仕方がありません。そこから物語は始まります。

ちょっと不思議な老人の王様や、気難しいクリスタル商人。錬金術師や、美しい女性。様々な出会い、別れ、裏切りなどを経て、乗り越えて宝物を目指して旅をします。いったいどうなってしまうのか。本当に宝物はあるのか。ドキドキしながら少年と一緒に冒険した気分です。クライマックスのラストには本当に驚かされました。

オススメなところ

夢を見つけ、行動を起こし、壁を乗り越えていく。時代や場所は違いますが、物語のなかにはとても大切な考え方が多くちりばめられています。

宝物を見つけるためには、前兆に従って行かなければならない。神様は誰にでも行く道を用意していて下さるものだ。神様がお前のために残してくれた前兆を読んでいくだけでいいのだ。

本文より抜粋

前兆。それはヒラヒラと舞う蝶々だったり、ふと見つけた四つ葉のクローバーだったり。あるいは「良い予感」かもしれません。はっきりしたモノではないので、注意しないと見落としてしまいがちです。

誰でも初めてカードをする時はほとんど確実に勝つものだ。初心者のツキと呼ばれるものだ。おまえの運命を実現させようとする力が働くからだ。成功の美味でお前の食欲を刺激するのさ。

本文より抜粋

ビギナーズラック、ありますよね。それをキッカケに大好きになったり、一生の趣味や仕事にになるかもしれません。神様のささやかなプレゼントですね。

それらは老人の言葉だったり、錬金術師の言葉だったりします。時には羊たちや、砂漠や、風などの言葉にならない言葉だったりもします。理解しずらい出来事もあるので、少しメルヘンな感じもしますが、それは「耳で聞く言葉が全てではない」のかなと思いました。

物語の中で、少年は何度も壁にぶつかります。何度もくじけそうになります。その度に誰かに助けられたり、アドバイスされたり、自分で道を切り開いたりして乗り越えます。

上手くいったと思ったら挫折する、という事は現実社会にもよくある事です。でもそこで諦めないで、道を切り開く。今までの経験や知識を総動員してどうすればいいのか考え、行動を起こす。その先に夢の達成がある。そして最後の試練を乗り越え、打ち勝った者だけが成功を手にすることができる。しかし多くの人がその手前で諦めてしまうのだと物語では語っています。

あと少しというところで訪れる困難。なんでこんなことに…と思い悩む事もあるかもしれません。でも、それが運命の最後の試練なのかもしれません。それを乗り越えてこそ本当の幸福が手に入るのです。

夢に全力で向かう人には宇宙全体が努力してそれを助けてくれる、とも物語では語っています。今は上手く行ってなくても、必ずどこかに道はある。だから諦めてはいけない。そんな思いを感じました。

まとめ

通勤途中に聞いていましたが、毎日聞くのが楽しみで、通勤がとても楽しいものになりました。先が気になって仕方がなかったです。そして物語には様々な教訓がちりばめていて、それらは少年の感じ方をとおして解りやすく理解することができました。これからも時々聞き直そうと思います。

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